10ヶ月ぶり

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いつ以来のブログでしょうか。

前回更新したのが2020年の10月なので、10ヶ月ぶりということになります。
毎日更新するぞ!みたいな威勢のいいことを口にしていた時期もありましたが、案の定な結果になってしまいました。
昔から僕をしっている人であれば、異口同音にこう言うでしょう。
「やっぱりね」と。

さて。

この10ヶ月、いろんなことがありました。
ハイライトでお伝えします。

新しい仲間が増えました

昨秋のブログでもご紹介した内定者2名が、2021年4月から正式に仲間に加わりました。

入社からアッという間に半年が経ちましたが、ふたりともよく頑張っています。
Webデザイン未経験で入社して、半月後にはHTMLを理解して「jQueryをもっと使ってみたい」とか言い出すレベル。

いまではそれぞれが担当クライアントを抱えて案件進行するまでに成長中。
若い彼女たちをやさしく見守ってくれるお客様にも感謝です・・!
今後も同期のふたりで切磋琢磨しながら頑張ってもらいたいですね。

新入社員が入社したということは、先輩たち(西森・栗田)は4年目を迎えたということ。
いつの間にかいろんなことができるようになって、最近は彼女たちを厳しく指導する機会もなくなってきました。
入社2年目〜3年目はデザイナーとして成長痛を感じる難しい時期だったと思います。
お客様に怒られ、僕や八木から怒られ、泣きながら仕事をすることもありましたが、いまやすっかり頼もしいお姉さんです。

第5期スタート

第4期の決算を終え、2021年7月から第5期がはじまりました。

大幅な売上増となった第4期ですが、思うように利益が残らず、不本意な結果となってしまいました。
原因はすでに把握できているので、今後はもう少し利益がしっかり残るようなビジネスを心がけるだけですが、あらためて自分の「数字への意識の低さ」を痛感しました。

入ってくるお金のことはよく覚えているのに、出ていくお金からは目を背けがちな自分。
従業員の幸せのためにも、このあたりを戒めなければいけませんね。

大型案件どうする問題に直面

最近はシンプルなwebサイト制作にとどまらない中型〜大型案件が多く、その度に諸先輩の知恵をお借りしながら取り組んでいます。
それはそれで貴重な経験ですし、売上も大きくありがたい話ではあるのですが…最近は「これでいいのだろうか」と自問しています。

最近もっぱら多いのが「システム開発」が絡む案件です。

僕らが主戦場としているのはwebサイトのデザインで、とくにBtoCのECサイトのデザインが得意。
しかし、Webデザインとwebアプリケーション開発の境界線はとっても曖昧で、一般の人からすればどちらも「web制作」です。

「ECサイト制作のスペシャリスト」という言葉が拡大解釈され、普通はシステム会社に相談するべき内容の案件が、僕らに直接届いたりするのです。

今まではこのような案件も(売り上げが大きいので)スターズデザインとして請け負うことも多かったのですが、学習コストの肥大化、業務効率の悪化、キャッシュフローの悪化など、経営に影響をあたえる様々な問題から目を背けられなくなってきました。

他にも、大型化する案件はステークホルダーが増えて意思決定が遅くなったり、声の大きなメンバーの思想が一人歩きしたようなプロジェクトになってしまうことも問題になっています。

会社や仕事に対する考え方はひとそれぞれで、大きな案件を大事にすることが間違いではないのですが、いまのスターズデザインにとって本当にそれでいいのか?と悩むことは多く、いまあらためて方向性を見直す必要を感じています。

方向性を変えることで不利益を受けるクライアントもいるので、思いつきや一時的な感情だけで判断せず、じっくり真剣に考えたいと思います。

2021.10.07

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