お給料、左から振り込むか?右から振り込むか?
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1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
お給料、左から振り込むか?右から振り込むか?
すっかり久しぶりのブログですね。もう言い訳しません。
明日はたのしい給料日。スターズデザインは若干4名で活動している小さな会社なので、経理マンを雇う余裕はあとてもりません。だから給料の支払業務も、社長である僕自身の大事な仕事。
給料日の前日までにオンラインバンキングで給料を(役員には役員報酬を)1件ずつ振り込んでいくわけですが、これまでは下記の順序で手続きをしていました。
1:社長の役員報酬
2:社長以外の役員報酬
3:従業員の給与
これは顧問労務士が毎月作成してくれる「給与支払明細(賃金台帳)」に書かれている順番に沿って左から右へと手続きしているだけで、そこに他意はありません。
でも、ある日。
僕は風呂に入りながらふと思ったわけです。
いくら機械的な振込予約の手続きといえど、いくら全員分の給料を確実に払えるだけの預金があったとしても、「自分への報酬ありき」の進め方をするなんて、自分はなんてダメな社長なんだ!と。
なんだか急に自分が恥ずかしくなりました。
会社を支えてくれている仲間たちのことを優先的に考えなければいけない。考えを改めた僕は、いまでは下記の順序で手続きを行なっています。
3:従業員の給与
2:社長以外の役員報酬
1:社長の役員報酬
経営の世界では「ES(従業員満足)を上げることでCS(顧客満足)が上がり、企業の業績も上がるという好循環を生み出すことができる」という検証結果もあるそうですが、ウワベだけの取り組みでは恒常的にESを高く保ちつづけることは難しいと思います。社長をはじめとした経営層の意識をしっかり変えていかないと。
給料の振込順を変えたところで業績は急に上がらないのでしょうが、今後も「小さな改革」を起こし続けていこうと思います。