共感ECブランディング塾(実践編)5回目の講義を終えて
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
残すところあと1回!
Withコロナ時代を生き抜くECブランドを育てるために開講した『共感ECブランディング塾(実践編)』。
6時間×全6回という超本格的なこの講座の、5回目の講義が先日行われました。
受講者は全員20代女性。近頃は男性よりも女性のほうが学びにアクティブな気がします。この講座のメイン講師がクリエイティブの最前線でバリバリ活躍している女性だということも影響しているかもしれません。
世の中が望んでいるのはどんな社会なのか。あなたがやりたいことは何なのか。ブランドビジョンから考え始めた第1回の講義から、一歩ずつ丁寧に、ときには来た道を戻りながらブランドの設計図をつくりだしていった受講者たち。
ブランドづくりのイロハもわからなかった彼女たちですが、いまではマーケティングミックス(4P4C)やカスタマージャーニーマップといったコミュニケーション戦略のフレームワークをも駆使して、素晴らしいブランド戦略を策定することができるようになりました。
彼女たちの成長に、講師のももんと僕は感動しきりです。なにせ受講したての頃とはアウトプットのクオリティがまったく違うので…。
自らの足で集めた情報を、自らの頭を使って編集する。誰かのコピペではない戦略を立てることはとても難しいけれど、かけがえのない体験です。
受講者たちが本気だから、講師も本気でフィードバックします。時には(心を鬼にして)厳しい言葉も投げかけますが、それは彼女たちが考えるブランド戦略にはそれだけの価値があるからです。
残すところあと1回。
最終回は受講者たちが考えたブランド戦略のプレゼン大会です。しかも、プレゼン相手は僕たちだけではなく、組織のトップ。つまりそれぞれの会社の社長さんたち…!
さすがに緊張すると思いますが、最後まで全力で駆け抜けてもらいたいですね。
市場機会を見つめ直す
この共感ECブランディング塾ですが、当初は経営者層をターゲットにしていましたが、最近になって若手スタッフ層にもぜひ学んでもらいたい!と強く思うようになりました。
ビジョンと戦略の一貫性が成功の可否を分けるといっても過言ではないECブランディングを学ぶということは、同時にロジカルシンキングをみっちりと学ぶということです。若いうちに学んでおいて損はありません。
経営者には組織を自走させたいという想いがあり、共感ECブランディング塾には、若手スタッフの成長を促進できる環境があります。
新しい市場機会に向かって僕らも日々前進していかなければ!と心に誓ったのでした。