人生はまるでJAZZのように
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
毎日平常心で働くことって、経営者のみならず、どのような立場でも大事なことだと思います。
僕の周りには社員がいて、協力会社もいる。クライアントもいる。
嫌なこと、うまくいかない出来事を前に、平常心を失って発言や態度を荒げていては一緒に仕事をしている仲間たちが萎縮してしまいますし、余計な心配をかけてしまいますし、「同調」を呼んでしまうこともあります。
負のオーラを作り出さないこと
最後にあげた「同調」が、実はもっとも危険。
聖人君子ばかりの世の中ではないので、クライアントとの関係において「取引を続けることが苦痛」に感じてしまうような出来事だっておこります。そんなとき、僕が率先して「デザインのこと何にもわかってないくせに、余計なことばかり言いやがってよー」など批判を口にしようものなら、周囲の人々もまた堰を切ったように「そうだそうだ!」と批判をはじめてしまいます。
負のオーラは、クリエイティブに好影響を与えてくれるでしょうか。
いいえ、「テキトーに済ませて、もう終わりにしてしまおう」という最悪の思考を生み出すだけだと思います。そうなったら最期、プロ意識は地の底まで堕ちていきます。誰ひとり幸せにならない結末。
人生はまるでJAZZのように
デザインでは顧客目線が重要だと昨日の投稿でも書きましたが、相手へのリスペクトなくして顧客目線など持てるわけがありません。クライアントとの付き合いだけではなく、仲間たちとの関係だって同じです。
なぜこのような話をしているかといえば、今日は少しばかり周りに対してイライラしがちだから。 自戒の意味を込めてブログを書いています。
長い人生、リズムが合わない日だってあります。そんな時は、その日のリズムに思いっきり乗っかって同じ楽曲を別の解釈で奏でることができる一流のJAZZミュージシャンのような、そんな経営者になりたいなと思います。