フィロソフィーを整理するということ

コンフィデンスマンJPを観るために
映画館に行くと決めていた、
そんな日曜日。

上映時間までの空き時間は
スタバでコーヒーを飲みながら
自社のブランドステートメントの
見直しに取り組みました。

ブランディングの第一歩は
フィロソフィー(企業理念)を
整理するところからはじまります。

そういうわけで
今日はフィロソフィーの整理について
入念に取り組みました。

なぜ、ブランディング計画において
フィロソフィーが重要なのでしょうか。

戦略ピラミッド

ブランド戦略というのは
大きな一つの山に例えられます。
通称、戦略ピラミッド。

戦略ピラミッドは三層構造で、
裾野に相当する一層目は
『経営戦略』です。

経営戦略がドッシリしていないと
山はグラグラ揺れてしまいます。

二層目は『マーケティング戦略』。
つまり、売れる仕組み作りです。

ほとんどの企業は、
この二層目までの登山で
満足しているような気がします。

そして、頂上を含む三層目が
『コミュニケーション戦略』です。

愛されるブランドになるためには
顧客とのコミュニケーションを
戦略的に設計していく必要があります。


…と、ここまでは教科書通りの話。


この戦略ピラミッドが
企業に根付くかどうかは
地盤の質に左右されます。

ミッション、ビジョン、バリュー

この地盤こそが『フィロソフィー』。

強いブランドは、
良質な企業理念の上に建ちます。

企業理念はおおむね
ミッション、ビジョン、バリュー
この3つで示すことができます。

ミッション、ビジョン、バリューは
ゼロから突然降って沸いてきません。

創業者である僕の生い立ち、キャリア。
そこから生まれた価値観。

それらが会社のフィロソフィーに
反映されるべきなのです。

僕自身、このあたりの設計が甘く、
師匠から痛烈にダメ出しされたこともあり
今日は自分の価値観に向き合ったのです。

自分に正直に向き合うことは
とても難しいことです。
どんどん明らかになる深層心理。
恥ずかしさから逃げ出したくなります。

でも、それが僕自身であり
スターズデザインの原点なのです。

2019.05.19

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