ブランド・アイデンティティがしっくりこない理由

現在、あるECサイトの
リニューアル案件が進行中です。

リニューアルにあたり
ブランド・アイデンティティを
しっかりと見つめ直そう!

‥ということで

スタッフのみなさんが
ブランド・アイデンティティ設計に
着手しているのですが
なかなか「これ」という答えに
たどり着きません。


スタッフの皆さんが考えると
「強みを伝えたい」という気持ちが
前に出すぎてしまいます。

スタッフのみなさんが
一生懸命考えた答えを
否定するのは心苦しい。

でも、ブランド・アイデンティティ設計は
この先10年以上の未来に関わる
とーっても大事な部分。

ココロを鬼にして
突き返し続けています。

ブランドマネージャー認定協会の
テキストブックによれば、
ブランド・アイデンティティは
「企業の独自性を端的な言葉で表現する」
と解釈されているのですが‥

企業の独自性を
企業の言葉で語ろうとするから
しっくりこないのだと思います。

ブランドは消費者の心のなかに 生まれるもの。
だからこそ、消費者の言葉で
企業の独自性を語るべきだと思います。

そうすれば、
しっくりくるB.Iになるはず‥!


例えば僕が昨日食べた
ケンタッキーフライドチキンの
ブランド・アイデンティティは

『安全な鶏肉で作られた
フライドチキンが
気軽に味わえるファストフード』

ではなくて、

『毎日はキツイけど
ときどき無性に食べたくなる
唯一無二なファストフード』

だと思うのです。

ホントのところはどうなんでしょうか笑

2019.05.14

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