大阪出張が疲れる理由
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
月1恒例の大阪出張DAY。
記録的な大雨ということで道中が心配でしたが、思いのほかスムーズに大阪に到着。
デザイナーを連れて出張する場合、東京や大阪辺りまでなら(経費削減のために)営業車で行くことが多いのですが、東京と大阪ならば東京に向かう方が運転が楽に感じます。
なぜかといえば、これは完全に自己分析ですが、東京に向かっているほうが「今どこを走ってるかわかる」からだと思います。
一言で表現すれば『土地勘』です。
あとどれくらい走れば目的地に着くのか、イメージを描けていたほうが、気持ちが楽だから身体に疲れが溜まらないのでしょう。
僕は静岡県出身ですが、実は生後の8年間を横浜で過ごしてきました。その後、静岡に移り住むことになったものの、大学進学とともに上京し、30歳まで都内で過ごしていました。
実は、人生のほぼ半分を東京近郊で過ごしてきたのです。
しかも幼い頃から「路線図マニア」だったこともあり、首都圏なら地名・駅名を見るだけで大体の位置関係が瞬時にわかるのです。
もちろん静岡県民として県内のこともわかっているので、東京に到着するまで「ここ、一体どこなの?」というような疑問を抱くことがありません。
逆に、関西方面のこととなると全くの無知です。大阪はおろか、愛知県のことすらわかりません。豊田とか岡崎と言われても、そのどちらが東に位置しているのかさえ怪しいところです。
大阪や京都はカーナビの助け無しでは動けませんし、滋賀三重岐阜あたりになると土地勘はゼロなので、目的地までの距離が測れないのです。
土地勘がないというのは、とてもストレスになります。過去の自分のように、関西の地図や路線図をもうすこし読み込んだほうが良いのかもしれません。
こんなことを書きながら、ビジネスも同じだと思いました。
土地勘があることは自分の強みに置き換えられます。道の先にニーズがあったとして、自分の強みが活かせなければ競争に打ち勝つことはできません。
まるで3Cのフレームワークみたいですね。