新しい仕事の依頼は、忙しいときに舞い込んでくる法則

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スターズデザインには『新しい仕事の依頼は、忙しいときに舞い込んでくる法則』が存在します。現在がまさにその状態です。7月は相当な量の案件を抱えてしまっているのですが、それにも関わらず新規プロジェクトの相談が後を絶ちません。

仕事がたくさんあるという状況は、会社にとって本当にありがたいのですが、リソースは秋までオーバーフローが確定している状況です。この環境下でも、社員には過度な残業をさせることなく、一社でも多くの顧客の期待に応えるためにはどうすれば良いのでしょうか。

日々、自問自答を繰り返しています。

プレーイング・マネージャーという選択肢

通常、デザイン案件のディレクションはアートディレクター八木に一任しているのですが、繁忙期のみディレクション業務の一部を僕が巻き取れば良いのでは?と考えることがあります。

つまり僕がプレーイング・マネージャーになるという選択肢ですが、それは最終手段にしようと思っています。

僕がプレーヤーになることで「社長って現場の仕事も出来るんですね。尊敬しちゃいます!」なんて褒めてもらえる…かもしれませんが、所詮はお世辞。現場の仕事については現場のメンバーのほうが優秀なのです。(同じようなテーマで、以前も書きましたね

プレーイングマネージャーのデメリット

社長がプレーイングマネージャー奔走しはじめると、自社のブランディングやマーケティング活動のPDCAは停滞します。

スターズデザインのようにフロー型のビジネスモデルを基盤にしている会社にとって、案件が途絶えることは何よりも恐ろしいことです。

そして、『案件を失ってから慌てても遅い』という事実を忘れてはいけません。会社が上手く回っているときこそ、マーケティング活動に力をいれるべきだと思うのです。

だからこそ僕は今日もブランディングやマーケティング活動に精を出すのですが、ご覧の通り、デザイナーのリソースには限界があるので、悩んでしまうのです。

人を採用すれば万事解決するの?

「そろそろ人手も増やすべきかなぁ」と考えて募集をかけはじめましたが、それですべてが解決できるとは思いません。

人が増えれば経費はかさみ、組織を維持するために必要な売上も上がります。

売上を増やすためにはマーケティングに力をいれる必要があります。マーケティングが成功すればデザイナーがオーバーフローに陥ります。そうしてまた人を増やす…このループは避けたいところです。

待ってもらえるブランドになろう

このような問題を解決するために、僕が選ぶ活路こそ『ブランディング』です。

3ヶ月待ちでも半年待ちでも、喜んで待っていてもらえるようなブランドになれば、この問題は解決されるはず。

それではブランド力を高めるには一体どうすればよいのか。知識と経験、アイデアと技術。EC支援に必要なあらゆる能力を、今よりもっと高めていかなければ『待ってもらえるブランド』にはなれないと考えています。

目の前には多くの案件が積み上がっていますが、それを『単純にこなす』のではなく、『真剣に向き合い、積極的にチャレンジする』ことで、能力を高めながら前に進んでいきたいと思います。

2019.07.09

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