『明日、社員たちが会社を辞めてしまうかもしれない』という不安
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
このブログを読んでいる方々が、いったいどのような生活を送っているか分からないけれど、おそらくは皆さんと同様に、僕も漠然とした将来への不安に押し潰されそうになりながら毎日を過ごしています。
経営者という肩書きはあっても所詮、スターズデザインは田舎町の零細デザイン事務所。経営の不安は尽きません。
「明日会社が潰れるかもしれない」とか、「大口の取引先を失うかもしれない」とか、「業界に招かざるイノベーションが起きるかもしれない」とか…。
さまざまな不安が日常的に脳裏にチラつくけれど、もっとも精神的に堪えるのが「明日、社員たちが会社を辞めてしまうかもしれない」という不安です。
精神的に堪える理由は「仕事が回らなくなるから」ではありません(それはそれで結構キツイ話ですが)。
社員達が退職願を書くとき、それは僕にとっては自分の組織作りの未熟さを突きつけられ、断罪される瞬間だからです。
自分が未熟なことぐらい自分が一番よく分かっていますが、それでも組織のために、未熟さを隠しながら社長業をやっています。
自分が隠しているものを社員達に見つかることが怖くて仕方がない。だから僕はいつも不安に押し潰されそうになるのです。
もっと未熟をさらけだすべきだと思っていますが、若いメンバーたちに何をどこまでさらけ出せばいいのやら…。
さて、今日はちょっと重めなテーマで書いたけれど、結局のところ社員が優秀だからこそ、しっかりと守っていきたいわけで。
要するに『贅沢な悩み』なのかも知れませんね!