2018年度新卒デザイナー採用試験を終えて

本日、2018年度新卒デザイナーの採用試験が行われました。

約束を守ろうとする姿勢を持っているか?

弊社の採用試験は、1人あたり2時間で「実技試験(2種類)、筆記試験、面談」を行うという、僕たちにとっても学生にとっても非常にハードな試験です。

まずはデジタルデザインの実技試験からスタート。仮想のクライアントから届いた「バナー制作の依頼メール」を読み、クライアントの要求にこたえたバナー画像を制作してもらいました。与えられた時間はなんと30分、実務経験豊富なデザイナーでもハードな条件です。

その次は、アナログデザインの実技試験です。あるネットショップのブランドストーリーを読み、そのストーリーにふさわしいキャラクターのイラストを描いてもらいました。与えられた時間は15分。学生たちが焦るのは当然です。

ご覧のとおり、弊社の実技試験ではデジタルもアナログも十分な時間を与えません。なぜなら、今回僕が評価したかったのは「時間」という約束をきちんと守る姿勢だからです。

短時間でクオリティの高い成果物が出せないのは(学生たちのレベルでは)当たり前のことです。しかし、技能やセンスは今後の実務経験で磨かれていくはずなので、それは心配に及びません。それよりも、デザインの世界でもっとも大切なことは納期を守ることです。言い換えれば「責任感」ですが、これは親御さんや学校の育て方によって個人差が大きくでます。

どれだけ素晴らしいデザインが作れても納期を守らなければ、顧客にとっての価値はゼロになる、ということを潜在的に理解していることが重要です。

デザイナーこそ論理的思考力が必要だ

実技試験後は、たたみかけるように一般常識の筆記試験です。国・英・数の三科目がミックスされた試験で、そのなかでも論理思考力が必要とされる問題の配点が高くなっています。

デザインとは顧客の問題を解決するための手段です。モノゴトの本質を見極める観察力と、課題解決への道筋を論理的に考える能力が求められます。感覚だけに頼ったビジュアル表現は「自己表現=アート」の領域です。それはデザイナーの仕事ではありません。

筆記試験が終わったら、ようやく面談です。応募者のほとんどが弊社でインターンシップを経験しているので、堅苦しい話はせずに実技試験の感想などを聞く程度です。

今夜は試験の採点・評価を行います。 弊社の「未来」を担う存在なので僕たちも真剣に選考を行います。 学生のみなさん、お疲れ様でした。

2017.07.14

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