ポートフォリオ講評会と学生側のメリット・企業側のメリット
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
ポートフォリオ講評会
専門学校浜松デザインカレッジ(以下浜デ)さんのポートフォリオ講評会に出席してきました。
一体どんなイベントかというと、デザイン業界への就職を目指す学生が、志望企業に自分の実力や特徴を伝えるための必須ツール『ポートフォリオ(作品集)』の出来映えを企業目線でチェックし、改善のアドバイスをするという行事です。
印刷会社A、広告代理店B、映像制作会社Cなど、浜松エリアの名だたるデザイン系の企業がゲスト講師として並ぶなか、スターズデザインもデザイン会社として末席に加えて頂きました(全部で6、7社だったような)。
これ、すごく光栄なことです。
学校関係者みなさま、ありがとうございます!
学生側のメリット
学生側にとってのポートフォリオ講評会のメリットは明らかです。
魅力のあるポートフォリオを作ることができれば、就職活動を有利に運べます。
どれだけ良い作品を並べても、採用担当者の目にとまらなければプロへの扉は開かれません。書類選考で全敗してデザイン業界を諦めてしまう学生も多いと聞いています。
僕は教育者ではありませんが、才能溢れる金の卵を(どこの企業を志望するにしても)しっかりと世に出していくことを己のミッションとして感じ、この行事に参加しています。
企業側のメリット
ポートフォリオ講評会には企業側のメリットもあります。
それは、採用活動が本格化する前に学生たちとコミュニケーションがとれるという点に尽きるでしょう。
技術的に完成された学生よりも、個人的にはノビシロの大きな学生と出会えたときの方がワクワクします。
なぜなら、翌春になって彼らが弊社にエントリーしてくれれば成長の速度を測ることができるから。
僕らのアドバイスを受けて短期間でグーンと成長できるかどうかは、選考のバロメーターのひとつになります。
そこで成長できない学生は社会に出てもきっと苦労するでしょう。
さてさて。
時間の都合上、会場に集まったすべての学生さんのポートフォリオを講評するまでには到りませんでしたが、将来有望な9人の学生さんのポートフォリオを拝見し、助言を贈ることができました。
学生たちの未来に幸あれ。