ECサイトの商品レビューは「宝の山」という話

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仕事柄、ECサイト(ネットショップ)に書かれたレビューを見るのが好きで、日頃から様々なECサイトのレビューをチェックしています。

レビューにはいくつかの種類があります。商品の感想が書かれた『商品レビュー』、お店全体の感想が書かれた『ショップレビュー』が代表的ですが、みなさんが通常イメージするのは前者の『商品レビュー』でしょうね。

ちなみに、店舗側の目線でみると、レビューは「お客様の声」にあたります。

店長さんは、褒め言葉が並んだレビューが届くと「これを他のお客様にも見てもらえればコンバージョンに繋がるゾ!」という色気を出します。そして、そっくりそのまま商品ページのコンテンツとしてレビューを転載するのですが、ECに慣れた消費者は都合のよいレビューには騙さません。

僕も、商品ページに描かれた「都合のよいレビュー」よりも、たとえば楽天であれば『みんなのレビュー』システムに投稿された、いわばリアルなレビューをチェックするようにしています。

レビューは宝の山!

僕らECサイトのブランディングやデザインに携わる人間にとって、商品についたレビューは宝の山です。顧客の生活が見えますし、消費者の悩みとニーズが文中にズバリ書かれたりしています。

売上規模が年商数億円の「そこそこの規模のECサイト」の担当者ほど、レビューの「数」ばかり見て「中身」を見ていない傾向があります。だから「そこそこの規模」で成長が止まってしまっているのです。

あるいは「レビューは楽天サーチの順位を上げるために存在している」と思っている担当者がいるとすれば、そのショップに明るい未来はありません。

伸び悩んでいる企業の多くが、顧客のニーズを「この年代ならこうだろう」という固定概念から導いているように感じます。あるいはニーズをまったく考えずに商品を作り出します(=プロダクトアウト発想)。

あなたの会社が、アンゾフの成長マトリクスでいう「市場浸透戦略(既存の市場に既存の製品を浸透させる戦略)」や「製品開発戦略(既存の市場に新製品を開発し販売する戦略)」を仕掛けたい場合は、レビューを解析することで既存市場のニーズが見えてくるのでオススメです。

あるいは「うちのショップにはレビューが全然ついていないから・・」という場合は、競合のレビューを分析することも有効です。

ぜひお試しあれ。

2019.06.13

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