再掲記事

スパム判定を受けた中古ドメインを、Googleにインデックスさせるために行ったこと

この記事は、2013年8月12日、弊社の前身となるwebデザイン事務所「ローカスルトラテジー」のウェブサイトに掲載されたブログ記事の再掲版です。

Googleにインデックスされない!?

当社が保有するウェブサイトにおいて、ローンチから1か月間経ったにも関わらず、Googleにインデックスされないという現象が起こっていました。
ドメインは今年の春先に取得したばかりなので、サイトに権威こそありません。しかしGoogleに推奨される記述方法を用いてサイトは作られています。すでにインデックスされたいくつものサイトからのバックリンクもあり、サイトマップやFetch As Google送信といったインデックス促進の努力は重ねてきました。それにも関わらずの出来事です。
わたしたちはこの状況を不審に思い、Googleウェブマスターツールを利用してドメインの調査を依頼することにしました。そして…調査の依頼から1週間後、Googleから下記のような回答届き、このサイトに属するページは無事にインデックスされました。
今回は、当社に届いたGoogleからの回答を公開します。なかなか検索サイトのインデックスに登録されないという悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

Google先生からの回答

件名:http://○○○○○.biz/ のウェブマスター様

http://○○○○○.biz/ の Google のウェブマスター向けガイドラインへの準拠について、再審査リクエストを受け付けました。

このサイトは以前、Google の品質に関するガイドラインに違反しているとの判断に基づき、Google Webspam チームが手動で対応しましたが、お送りいただいた再審査リクエストを検討した結果、この処理を取り消しました。

なお、この処理の取り消し後、サイトが Google のインデックス登録と掲載順位システムに反映されるまで時間がかかる場合があります。Webspam チームが手動で対応していなくても、その他の問題がサイトの掲載順位に影響することがあります。

検索結果の掲載順位は、アルゴリズムと呼ばれる一連の数式を使用して Google のコンピュータが決定します。Google では毎年、検索アルゴリズムに多くの改良を加え、ページの掲載順位には 200 以上のさまざまな情報が反映されています。Google では常に最善の検索結果を提供するため常に更新を行っているため、Google のアルゴリズムが変わったり、ウェブ(サイトを含む)を変更したりすると掲載順位が変化する場合があります。

Google の検索結果でサイトの問題が解決しない場合は、こちらの記事をご覧になって問題の診断にお役立てください。

検索結果の品質向上にご協力いただきありがとうございます。お手数をお掛けしますが、何卒ご理解とご協力賜りますようお願い申し上げます。

Google サーチ クオリティ チーム

いわくつきの中古ドメインでした!

わたしが持っていた○○○○○.bizというドメインは、もともと別のオーナーがいたらしく(つまり中古ドメインだった)、しかも当時のサイトがgoogleからスパム判定を受けていたということです。取得したばかりのドメインが不幸にもスパム判定されていた場合、あなたはどうしますか?
諦めて別のドメインを取得するという方法こそ簡単ですが、せっかく取得した魅力的な名前のドメインを放棄することになってしまいます。そのような場合は、私たちと同じようにGoogleに再審査を依頼してみましょう。
Googleウェブマスターツールには再審査リクエストという機能があります。この機能を使って要望を送信するのですが、その際に「こちらで起きている状況、行った対策」などを細かく明記したことがポイントだと思います。
2017.07.30

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