フリーランス時代に参加した異業種交流会から学んだこと

こんにちは、岡田です。
本日、フリーランスのシステムエンジニアさんとお会いする機会があり、そこで『フリーランスの営業活動としての異業種交流会』が話題になったので、今日はそれをテーマにお話したいと思います。
弊社は2017年7月に法人化していますが、それまでの4年半は「従業員を抱えたフリーランス」として活動してきました。創業当時はまったく人脈もなく、明日のメシすら食べれるか不安な状況だったので、異業種交流会というものに相当な下心をもって飛び込んだこともあります。

異業種交流会はフリーランスにとって有益か?

日本全国、津々浦々で異業種交流会は行われており、facebookなどに登録しているフリーランスの方であれば、イベント案内が毎日のように飛び込んでくるのではないでしょうか。
異業種交流会は、好き嫌いがハッキリと分かれるような気がします。初対面でも人の懐に飛び込むことが得意なタイプの人にとっては有意義な時間かもしれませんし、引っ込み思案で、初対面の人との距離感が掴めない人にとっては無駄な時間になってしまうでしょう。ちなみに私は後者です。
私のまわりで行われている、フリーランス向けの異業種交流会の特徴を挙げてみます。
誤解のないように言っておきますが、あくまでも私の経験上の傾向です。もっと別のタイプの交流会もあることでしょう。私が巡り合ったことがないだけです。

異業種交流会あるある1:輪の中心にいるのはいつも同じメンバー。

交流会の輪の中心にいるのは、イベントの幹事と取り巻きの皆さんです。イベント自体で儲けようとする人もいれば、人脈を繋げに繋げて最終的に自分のビジネスにお金が落ちてくるスキームを作る人もいます。それ自体は決して悪いことではないのですが、なんとなくモヤモヤする人は、私と感覚が近いのだと思います。

異業種交流会あるある2:保険屋が多い。

うんざりする確率で、保険代理店の営業さんと名刺交換するハメになります。異業種交流会という場所は、保険屋に限らず「個人・法人を相手にしたストックビジネス商売」を営んでいる方が多いです。みなさんギラギラしていらっしゃいます。

異業種交流会あるある3:エステとかネイルサロンの人が多い。

女性が活躍する時代だけあって美容関係の方も多くいらっしゃいます。会場に咲いた美しいバラといっても過言ではありません。ビジネス以上の関係を期待して男たちが群がっていることでしょう。ただし、エステで扱っている商材、たとえばサプリメントや化粧品にはネットワークビジネスが絡んでいるケースもあるので、バラの棘に刺されることがないように注意する必要があります。

異業種交流会あるある4:儲かってなさそうな人が多い。

フリーランス向けの異業種交流会の実態は、「商品・サービスを買ってもらいたい」「誰かをカモにしたい」そんな思惑を抱えた人の集まりだと思います。とくにオープン参加型(費用さえ払えば誰でも参加OK)の異業種交流会ほど、この傾向が強いです。
多くの異業種交流会は、儲かっていない人同士の『化かし合い』である
これは、私が異業種交流会に幾度か参加したうえで出した結論です。
商売が順調な人であれば、異業種交流会に顔を出すヒマもなく忙しいはずです。あるいは、成功者の周りには放っておいても優れた人が集まって来るものです。彼らは意図的に作られた人脈を必要としていません。
良い人脈を築きたいなら、志を高くもった同業者の会や、優秀な経営者が集まる勉強会、地域活動・商工会活動、またはメインバンクの担当者に相談してみたほうが、よほど良い人脈が築けそうな気がします。
それでは、また。
今日の写真:異業種交流会の化かし合いの図
2017.07.26

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