株式会社スターズデザイン

2017.07.31

ヤフーショッピングのiframe仕様変更に本店の重要性を思う

オカダ@CEO
こんばんは、岡田です。
7月も本日で終わりですね。そんな今日、Yahooショッピングのiframeでのファイル呼び出しに関する仕様変更が発表されました。

ヤフーショッピングの変化

外部ファイル呼び出しがNGに

これまでのyahooショッピングのストア構築では、iframeを使えば外部ファイル呼び出し放題でしたが、今後は自アカウントで契約したFTPサーバー『Yahooトリプル(楽天GOLDのヤフー版)』に置かれたファイルと、一部の外部ドメイン(Yahooが認可しているドメイン)だけがiframeで呼び出せるようになります。
※この仕様変更は、2017年9月29日の本施行を予定しているそうです。

ヤフーショッピングの種まきは終わったのか?

ECモール(仮想商店街)として楽天の後塵を濁していたヤフーショッピングは、2013年秋に『eコマース革命』と銘打って、出展料や手数料の無料化、外部リンクの自由化、顧客メールアドレスの利用自由化など、まさに楽天ができないことを強みにしたモールにシフトチェンジ。その結果、爆発的に出店数を増やしました。
そのシステム的な魅力はもちろん、大手や老舗による会員の囲い込みに閉塞感を感じていた楽天出店者にも好意的に受け入れられてきました。
それまでは楽天+本店がスタンダードだったecの多店舗展開戦力も、いつしかセカンドチョイスにヤフーショッピングの名前があがるようになりました。
しかし、最近のヤフーショッピングの動向を見ると、オープン化の風は弱まっていることは明らかです。
今回のiframeによる外部ファイルの呼び出し制限や、様々な物議をかもしたPRオプション広告の登場、ポイント原資の店舗負担率アップなどの動きを見ると、オープン化でかき集めたストアから年貢を取り立てるフェーズにシフトしているように見られます。

懸念されるヤフーショッピングの楽天化

こうなってくると、徐々に『楽天化』してくるのでしょう。商品力とデザイン、エンターテイメント性だけでストアが成長できる時期は過ぎ、資本力をもったメガストアがどんどん有利になってくるはずです。
楽天の高い手数料に悲鳴をあげていた事業者にとって希望の星だったヤフーショッピングは、もう存在しないのでしょうか。

いまこそ本店を育てよう

このような流れをみるたび、私は早めに本店サイト(=自社サイト、独自ドメイン店舗)を強化すべきだとec事業者に訴えています。

未来は誰の手のなかに?

楽天もヤフーショッピングもamazonも、所詮他人が舵取りするビジネスです。自分がコントロールできる未来には限りがあります。
一方、本店であれば、自分たちの手であらゆる未来をコントロールできます。
しかし、目先の売り上げがモールに集中しているショップは、本店の運営や改善に「および腰」です。
それはそうでしょう、少ないスタッフ人数で対応できる仕事の量など限られています。労働時間に対して見える効果が少ない本店をあと回しにしたい気持ちはわかります。
しかし、ゆっくりとしか成長できない本店だからこそ、早めに本腰をいれてあげないといけないのです。
本店のブランディングがしっかりできている店舗は「強い」です。インテリア雑貨の人気店『北欧、暮らしの道具店』さんのブランディングやマーケティングのやり方を見ていると、楽天やヤフーが明日モール事業から撤退しても、amazonがどれだけ巨大な存在になろうと、顧客を失わないんだろうなと思います。
それでは、また。
今日の写真:いつのまにか禁酒100日突破してた
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